関連記事 (1999年度)

ここでは1999年度の駒大駅伝関連記事を載せています。


・びわ湖毎日マラソン 西田13位 (2000/3/5)

第55回びわ湖毎日マラソンは3月5日、滋賀県大津市の皇子山競技場を発着点とし、草津市新浜を折り返すコースで行われた。前回大会で優勝したフィスが2時間08分14秒で2連覇し、この大会3回目の優勝を果たした。また、早稲田の佐藤敦之が2時間09分50秒の4位に入り、前回大会で藤田敦史が記録した2時間10分07秒の学生最高記録を塗り替えた。駒大から参加した西田隆維は中盤までは先頭集団を走っていたが、30km過ぎから遅れ始め、2時間13分46秒の13位であった。


・熊日30キロロード 大西2位、神屋10位 (2000/2/20)

第44回金栗記念熊日30キロロードレースは2月20日、熊本市の旧熊本日日新聞社前を発着点とする公認コースに73選手が参加して行われた。先月行われた東京ハーフマラソンで日本最高記録を出した富士通の高橋健一が1時間29分55秒で2位以下を大きく引き離し、この大会2度目の優勝を果たした。駒大から参加した大西雄三は1時間30分38秒で高橋に続いての2位、神屋伸行は1時間31分36秒の10位でフィニッシュした。昨年の同大会で西田隆維が記録した1時間30分09秒の学生最高記録更新はならなかったが、3年連続で駒大の選手が学生トップとなった。


・第76回箱根駅伝 駒大ついに総合優勝!!  (2000/1/3)

第76回箱根駅伝復路は早い段階で優勝争いが駒澤・順天堂・中央の3校に絞られた。
6・7区で順天堂を引き離し、このまま順調に行くものと思われたが、
8区で順天堂に追い上げられ、去年の悪夢が甦りそうになった。
しかし、今年の駒大は一味違った。
9区の西田が区間新記録の快走でそのムードをほぼ消し去った。
そして、最終10区の高橋も区間新記録の快走を見せ、
出場34回目にして初の総合優勝のゴールテープを切った。
また、駒大は往路・復路・総合全てを制し、完全優勝を成し遂げた。

第76回箱根駅伝結果
1位:駒澤大学 2位:順天堂大学 3位:中央大学 4位:帝京大学 5位:日本大学

※ 駒大の記録は「駒大駅伝記録集」トップページに掲載しています。


・箱根駅伝往路 駒大2年連続の往路優勝!  (2000/1/2)

第76回箱根駅伝往路はまれに見る激戦となった。
特に5区では順位が目まぐるしく変化し、ハラハラドキドキの連続であった。
5区を任された1年の松下は前を行く順天堂・帝京を捉えてトップに踊り出た。
しかし、山登りが大詰めを迎えた頃、後ろから追い上げる東海の柴田に抜かされた。
そのまま離されてしまうのではないかと思われたが、
下りに入って柴田を再逆転してそのままトップで芦ノ湖のゴールテープを切り、
2年連続の往路優勝を成し遂げた。
この勢いで明日の復路も頑張って、悲願の総合優勝を成し遂げてもらいたい。

※ 駒大の往路記録は「駒大駅伝記録集」トップページに掲載しています。


第76回箱根駅伝区間エントリー発表  (1999/12/29)

第76回箱根駅伝の各校の区間エントリーが12月29日発表された。
大方の予想通り、神屋が2区、西田が9区となった。
また、大西は補欠であるが、おそらく当日エントリーされるものと思われる。

※ 駒大の区間エントリーは「駒大駅伝記録集」トップページに掲載しています。


・第76回箱根駅伝エントリーメンバー発表  (1999/12/10)

第76回箱根駅伝の各校のエントリーメンバーが12月10日発表された。
駒大のメンバーは以下の通り。
大西・西田の4年生コンビと揖斐・神屋の2年生コンビが実力通りの安定した走りを見せ、
他のメンバーも自分の実力を思う存分発揮すれば優勝は十分に狙えるであろう。
上位チームはどこが勝ってもおかしくないと言われるほどの混戦が予想されている。
大会当日にメンバー全員が万全の体調で臨めるかが勝敗のカギを握りそうである。

第76回箱根駅伝駒大エントリーメンバー一覧
選手名 (学年) 出身校 本年度の主な成績

自己ベスト
上段:5000m
中段:10000m
下段:ハーフマラソン

箱根駅伝
過去の大会成績
上原 浩二 (4) 樟南 (鹿児島)   14分41秒8
29分37秒7
1時間03分53秒
第75回 8区 4位
大西 雄三 (4) 美方 (福井) 出雲駅伝1区 8位
全日本大学駅伝6区 3位
関東インカレ2部ハーフマラソン 優勝
13分57秒1
28分45秒33
1時間04分14秒
第73回 7区 2位
第74回 3区 4位
西田 隆維 (4) 佐野日大 (栃木) 出雲駅伝5区 区間賞(区間新)
全日本大学駅伝2区 4位
ユニバーシアードハーフマラソン 銀メダル
13分58秒8
28分41秒6
1時間03分38秒
第73回 3区 11位
第74回 1区 7位
第75回 1区 3位
前田 康弘 (4) 市立船橋 (千葉) 全日本大学駅伝4区 3位
関東インカレ2部5000m 16位
14分19秒27
29分23秒6
1時間04分06秒
第74回 7区 3位
第75回 7区 3位
河野 仁志 (3) 青森山田 (青森) 関東インカレ2部ハーフマラソン 15位 14分26秒4
29分32秒9
1時間04分34秒
 
関根 正道 (3) 清陵情報 (福島)   14分27秒3
29分09秒1
1時間05分56秒
 
武井 拓麻 (3) 佐野日大 (栃木)   14分34秒5
29分44秒4
1時間05分13秒
 
揖斐 祐治 (2) 土岐商 (岐阜) 出雲駅伝2区 4位
全日本大学駅伝3区 区間賞
関東インカレ2部10000m 4位
13分44秒8
29分08秒2
1時間04分57秒
第75回 3区 8位
神屋 伸行 (2) 西脇工 (兵庫) 出雲駅伝6区 4位
全日本大学駅伝8区 区間賞
関東インカレ2部10000m 2位
14分02分84
28分35秒8
1時間03分37秒
第75回 5区 2位
高橋 正仁 (2) 秋田工 (秋田) 関東インカレ2部ハーフマラソン 7位 14分32秒2
29分21秒7
1時間04分22秒
 
平川 良樹 (2) 世羅 (広島)   14分11秒5
29分02秒0
1時間04分13秒
 
島村 清孝 (1) 花咲徳栄 (埼玉) 全日本大学駅伝5区 区間賞
関東インカレ2部3000mSC 3位
14分30秒7
32分14秒
1時間03分50秒
 
布施 知進 (1) 作新学院 (栃木) 出雲駅伝3区 6位
全日本大学駅伝1区 9位
日本インカレ5000m 11位
14分15秒49
29分15秒0
1時間04分40秒
 
松下 龍治 (1) 鎮西 (熊本) 全日本大学駅伝7区 区間賞 14分25秒0
29分13秒6
1時間04分07秒
 

・駒大、全日本大学駅伝 劇的な逆転で2連覇!!  (1999/11/7)

第31回全日本大学駅伝対校選手権大会は11月7日、伊勢路を舞台に行われた。
出雲では3位に終わった駒大は、1区の布施が9位と大きく出遅れてしまった。
2区の西田も精彩を欠き、今年の優勝はもはや絶望的かと思われたが、
3区の揖斐が6人抜きの快走で一気に順位を2位に引き上げ、優勝に望みをつないた。
その後、4〜7区はトップを走る山梨学院と1分前後のタイム差で推移した。
そして最終8区、神屋が先行する山梨学院の尾崎を追い抜き、劇的な逆転優勝を果たした。
この結果に自信を持って、本命の箱根では悲願の総合初優勝を成し遂げて欲しい。

第31回全日本大学駅伝結果
1位:駒澤大学 2位:山梨学院大学 3位:順天堂大学 4位:中央大学 5位:京都産業大学

駒大全日本大学駅伝成績
区間 (距離) 選手名 (学年) タイム 順位
1区 (14.6km) 布施 知進 (1) 44.24 9 (9)
2区 (13.2km) 西田 隆維 (4) 38.57 4 (8)
3区 (9.5km) 揖斐 祐治 (2) 27.29 1 (2)
4区 (14.0km) 前田 康弘 (4) 41.56 3 (2)
5区 (11.6km) 島村 清孝 (1) 34.39 1 (2)
6区 (12.3km) 大西 雄三 (4) 36.43 3 (2)
7区 (11.9km) 松下 龍治 (1) 35.46 1 (2)
8区 (19.7km) 神屋 伸行 (2) 59.16 1 (1)
総合 (106.8km)   5.19.10 1
※ 順位の( )はチーム順位

・箱根駅伝本大会出場校決まる (1999/10/24)

第76回箱根駅伝予選会は10月24日、大井埠頭周回コースで行われた。
帝京大学をはじめとする6校が来年1月2・3日に行われる本大会出場の切符を獲得し、
シード校9校と合わせて本大会出場の15校が決定した。

第76回箱根駅伝出場全15校一覧
シード校 (9校) 予選会通過校 (6校)
大学名 出場回数 大学名 出場回数
順天堂大学 43回連続43回目 帝京大学 3回連続3回目
駒澤大学 34回連続34回目 法政大学 2回連続64回目
神奈川大学 9回連続32回目 早稲田大学 24回連続69回目
中央大学 71回連続74回目 日本体育大学 52回連続52回目
東海大学 28回連続28回目 関東学院大学 2年ぶり3回目
山梨学院大学 14回連続14回目 拓殖大学 4回連続28回目
大東文化大学 33回連続33回目
日本大学 3回連続71回目
東洋大学 8回連続60回目
※ 大学名の順番 : シード校は第75回大会の順位、予選校は予選通過順位で並べてある。

・駒大、出雲駅伝3位、3連覇ならず (1999/10/10)

第11回出雲全日本大学選抜駅伝競走は10月10日、好天の出雲路を舞台に行われた。
駒大は出雲駅伝3連覇、学生3大駅伝完全制覇を目指して臨んだ。
5区の西田が区間新の快走を見せたが、序盤の出遅れが最後まで響く形になってしまった。
結局3位でフィニッシュし、出雲駅伝の3連覇はならなかった。
優勝したのは今年の箱根を制した順大であった。
この結果をバネにして全日本・箱根で頑張って欲しい。

第11回出雲駅伝結果
1位:順天堂大学 2位:山梨学院大学 3位:駒澤大学 4位:中央大学 5位:神奈川大学

駒大出雲駅伝成績
区間 (距離) 選手名 (学年) タイム 順位
1区 (7.2km) 大西 雄三 (4) 20.42 8 (8)
2区 (6.0km) 揖斐 祐治 (2) 17.12 4 (4)
3区 (5.7km) 布施 知進 (1) 16.30 6 (4)
4区 (5.6km) 松村 拓希 (1) 16.29 5 (4)
5区 (7.3km) 西田 隆維 (4) 21.20 1 (3)
6区 (11.3km) 神屋 伸行 (2) 34.03 4 (3)
総合 (43.1km)   2.06.16 3
※ タイムの赤字は区間新記録
※ 順位の( )はチーム順位

・日本インカレ (1999/9/10〜12)

第68回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)は9月10日から3日間国立競技場で行われた。10日の10000mでは神屋伸行・揖斐祐治の2年生コンビが3位・5位に入った。しかし、駒大選手の4連覇が懸かっていた12日のハーフマラソンでは関東インカレのハーフマラソンを制した大西雄三が5位、ユニバーシアードのハーフマラソン銀メダルの西田隆維が7位と振るわなかった。

日本インカレ 3000mSC (1999.9.11) 私は11日に国立競技場へ行って来ました。今回東京へ来た目的はインカレではありませんでしたが、「ちょうどインカレやってるから見てみるか。」という気持ちで国立競技場へ足を運びました。この日は母校の駒大の選手が出場する種目は写真の3000mSCだけで少々物足りない気がしました。

この種目に出場した島村(障害物の手前)は序盤は好位置につけていましたが、徐々に順位を下げ、結局17位という不本意な成績に終わってしまいました。

写真に写っている障害物の周辺には駒大陸上部員達の列(藤色のパンツが黒っぽく写ってしまって分かりにくくなってしまった)が島村を見守っていました。ちなみに右奥の方に見える黄緑色のユニフォームは大東文化大です。


日本インカレ 駒大出場選手成績

種目(日付) 順位

選手名 (学年)

タイム
ハーフマラソン
(12日)
5 大西 雄三 (4) 1時間07分55秒
7 西田 隆維 (4) 1時間07分59秒
10000m
(10日)
3 神屋 伸行 (2) 29分35秒99
5 揖斐 祐治 (2) 29分46秒64
5000m
(12日)
9 揖斐 祐治 (2) 14分30秒64
11 布施 知進 (1) 14分33秒16
3000mSC (11日) 17 島村 清孝 (1) 9分23秒01

・世界選手権男子マラソン 藤田6位 (1999/8/29)

スペインのセビリアで行われた第7回世界選手権大会は8月21日から9日間に渡って熱戦が繰り広げられた。日本勢は短距離陣は振るわなかったが、長距離陣は女子マラソンで市橋有里が銀メダル、男子マラソンで佐藤信之が銅メダルを獲得した。初マラソンのびわ湖で学生最高記録を樹立し、2度目のマラソンとなった藤田敦史は後半粘って6位に入賞した。途中、びわ湖で優勝したフィスと並走し、藤田が先にフィニッシュした。この結果、フィスとの対戦成績を1勝1敗とした。


・ユニバーシアードハーフマラソン 西田銀メダル (1999/7/11)

第20回ユニバーシアード夏季大会は7月2日から12日間に渡ってスペインのマヨルカ島パルマ市で12の競技が開催された。このうち陸上競技は7月8日から6日間、バレアス諸島大学スタジアムで熱戦が繰り広げられた。男子ハーフマラソンに出場した西田隆維は1時間4分11秒で銀メダルを獲得した。


・関東インカレ (1999/5/9・14〜16)

第78回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)は5月9日に国立競技場・神宮外苑周回コースでハーフマラソンが行われ、14日からは横浜国際総合競技場に場所を移してその他の種目が行われた。 ハーフマラソンでは大西雄三が1時間06分15秒で優勝し、駒大はこの種目の4連覇を達成した。14日の10000mでは神屋伸行・揖斐祐治・西田隆維が2位・4位・6位に入り、15日の3000mSC(障害)では1年の島村清孝が3位に入った(注:駒大は2部)。


関東インカレ 駒大長距離種目成績
(2部・決勝のみ)

種目(日付) 順位

選手名 (学年)

タイム
ハーフマラソン
(9日)
1 大西 雄三 (4) 1時間06分15秒
7 高橋 正仁 (2) 1時間06分59秒
15 河野 仁志 (3) 1時間08分32秒
10000m
(14日)
2 神屋 伸行 (2) 29分08秒99
4 揖斐 祐治 (2) 29分39秒40
6 西田 隆維 (4) 29分43秒42
5000m
(16日)
8 神屋 伸行 (2) 14分11秒98
16 前田 康弘 (4) 14分44秒08
3000mSC (15日) 3 島村 清孝 (1) 8分57秒38

・大学対抗ペアマラソン 6位 (1999/4/11)

焼津みなとマラソンの第11回大学対抗ペアマラソンは4月11日、焼津港を発着点とするコースで32大学が出場して行われた。序盤から集団を引っ張った山梨学院の尾崎輝人が、2位の同じく山梨学院の尾池政利に43秒差をつけて優勝した。各大学から3人走り、上位2人のタイムの合計で順位を競う大学対抗ペアマラソンは、1位〜3位を独占した山梨学院が優勝した。駒大からは増永洋平と高橋正仁の2人が参加。増永は1時間7分02秒の9位、高橋は1時間7分57秒の19位で、合計タイムでは2時間14分59秒の6位であった。


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