元箱根から芦之湯にかけての国道1号線付近には、「六道地蔵」や「曽我兄弟の墓」など、大小さまざまな石仏・石塔があります。石仏・石塔群周辺には遊歩道が整備され、これらを見ながら気軽に散策できるようになっています。また、精進池のほとりにある「石仏・石塔群保存整備記念館」では、石仏・石塔群周辺の概要や歴史的背景を展示しています。

石仏・石塔群を過ぎ、遊歩道をさらに歩いていくと、芦之湯の集落に到着します。集落の奥には、2001年10月に復元されたばかりの「東光庵」という藁葺きの建物があります。東光庵は江戸時代、芦之湯を訪れた多くの文人・墨客が湯治のかたわらここに集まり、句会や茶会などを楽しんだと言われています。東光庵入口には創業1715年の老舗旅館、「きのくにや」が食事処として2001年7月にオープンさせた「山ぶき茶屋」があり、そばなどを食べることができます。

関連サイト ： きのくにや(旅館紹介)
　

石仏・石塔群保存整備記念館

精進池と駒ケ岳

六道地蔵

六道地蔵内部

多田満仲の墓

二十五菩薩

曽我兄弟の墓

山ぶき茶屋

東光庵全景

東光庵内部