心の桃源郷「箱根」

私は箱根が好きで、年に数回箱根に出かけています。
このコーナーでは箱根に出かけた時の出来事などをまとめています。

今回は、かなり前の事になりますが、正月に行われた箱根駅伝の話題です。


その1 第74回箱根駅伝(1998/1/2)

今年も去年に引き続き、箱根駅伝の応援に行ってきました。
去年は小田原中継所で初めての応援をしましたが、
中継所は観客が多いので、選手の姿をはっきりと捉える事が難しいです。
そのため、今年は注目ポイントでありながら、観客の少ない国道1号最高地点で応援する事にしました。
今年は母校の駒大が上位に食い込みそうだと言う事なので、期待を膨らまして出かけました。


(左)芦ノ湖ゴール地点の様子 (11時頃)
芦ノ湖まではバスを使って来ました。
芦ノ湖に到着する直前で渋滞に巻き込まれ、予定より30分程遅くなりました。
選手が到着する2時間以上前からこの賑わいでした。
写真左端のテントでは駅伝グッズなどの販売が行われていました。
私の応援場所は芦ノ湖から約4km離れた国道1号最高地点なので、
ここでプログラム(ポスター付き)を買い、足早にこの場を去りました。

(右)国道1号最高地点へ向かう途中の風景 (12時頃)
沿道で応援しようとする人たちの車が路肩にちらほら見られますが、
ゴール地点の賑わいとは対照的です。
ちなみに道路の右側に見える建物は元箱根石仏群の一つである六道地蔵です。
国道1号最高地点はここから500m程先の所にあります。


(左)国道1号最高地点 (標高874m)
最高地点を示す看板が立っているだけで、他には何もありません。
普段は交通量が少なく、静かな場所です。
私がこの場所にたどり着いた時には、
トップの選手が通過すると思われる時刻までまだ1時間以上ありました。
選手が来るまでの間、寒さをこらえながらひたすら待ち続けました。
※ この写真は別の日に撮ったものです。

(右)国道1号最高地点をトップで通過した駒大 (13時20分頃)
選手が走ってくる方向から歓声が聞こえ始め、上空からはヘリコプターが近づいてきました。
そして、トップでやって来たのは、何と我が母校の駒大ではありませんか!
小田原中継所でタスキを受けた時には2位で、しかも後ろから追い上げられていたので、
まさかトップで来るとは夢にも思っていませんでした。
寒さの中、約1時間待った甲斐がありました。
母校がトップで通過する姿を生で見ることができて、最高の気分でした。
この時は寒さも吹っ飛ぶほど喜びましたが、
ゴールまで約1kmの所で神大に抜かされてしまったのが非常に残念でした。

 

選手は私から1mも離れていない所を通過していったので、
テレビ観戦では絶対に味わえない本物の迫力を実感することができました。
この場所は駅伝コースの中で最も山奥に位置していますが、応援するのには大変良い場所だと思います。
来年からも母校が出る出ないにかかわらず、ずっとこの場所で応援をしていきたいと思います。


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