箱根駅伝予選会 (撮影日:2000.10.21)

箱根駅伝予選会は、1977年から去年までの20年以上にわたって大井埠頭で開催されていましたが、大井埠頭周辺道路の交通量増加のために交通を遮断しない場所での開催を余儀なくされた結果、今年から立川にある国営昭和記念公園に開催場所を移すことになりました。国営昭和記念公園は、昭和天皇陛下御在位50年記念事業の一環として国が設置した公園で、総面積が180haにも及ぶ広大な公園です。予選会はその中にある1周4.8kmの周回道路を使用して行われます。去年までの大井埠頭と比べるとコースの幅が狭く、小刻みなアップダウンがあるのが特徴です。選考方法は例年通りで、各大学から12人が20kmを一斉に走り、上位10人の合計タイムの上位6校が本大会に出場することができます。

私の母校である駒大はシード校なので参加していませんが、これまで一度も生で見たことがなく、予選会の雰囲気を味わってみたかったのと、コース変更ということで、初めて見に行くことにしました。この日は天気が良く、多数の観客や大学関係者が公園に詰め掛けており、14時にレースが始まると、コースのあちらこちらで選手達に声援を送る姿が見られました。16時から行われた結果発表では、特に6位発表の瞬間、掲示板周辺が一瞬静寂に包まれ、母校が出場している訳でもないのに、自分自身も少し緊張してしまいました。今年は初出場が2校も出たということで、この2校(國學院大学・平成国際大学)の名前が発表されると同時に、「おおーっ!」という驚きの声が上がりました。結果発表後、無事に通過し喜ぶ大学と通過できずに悔し涙を流す大学という、例年通りの姿が見られました。

公園の案内は国営昭和記念公園公式ホームページをご覧下さい。
また、公園内を走る選手の模様を撮影したムービーはこちらです。(QuickTime Movie : 2749KB)
おまけ : チーム成績一覧(全チーム)  個人成績一覧(上位のみ) (記録表をデジカメで撮影したもの)

スタート直前 スタート直後

スタート直前、緊張感が漂う。


スタート直後、選手達が一斉に飛び出す。
(14時00分)

日テレの中継車と選手

1周目

道路が狭いために大型の中継車は使えず、軽トラックの中継車とバイクを使用した。

 

大東文化大学勢が上位を占める。
(1周目・14時09分)

トップを並走する平国大の留学生

カーニーがトップでゴール

平成国際大学の外国人留学生がトップを並走。
(3周目・14時38分)

 

平成国際大学のカーニーがトップ。
(14時59分)

 

結果発表始まる

10位までの結果

いよいよ結果発表。

 

10位までの結果が発表される。

 

3位 國學院大学

6位 平成国際大学

初出場を決めた選手達をたたえる國學院大学の応援団。

 

初出場を決め、嬉し涙を流す平成国際大学の選手達。

 


ホーム / 特集コーナー