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2012年1月16・17日 (南岸低気圧型)
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◆ 御殿場、小山は一面白銀 園児ら雪山作り、雪合戦に歓声
(静岡新聞 2012年1月18日朝刊20面)
16日夜から17日朝の降雪で、御殿場市や小山町の広い範囲で雪景色が広がった。
標高約800メートルの小山町須走では10〜15センチの積雪となった。駐車場の雪かきをしていた地元の菅沼利光さん(75)は「雪かきをするほど積もったのは、この冬初めて。今年の寒さは特に厳しい」と話した。
同町立すばしり保育園では、長靴姿の園児が園庭に飛び出して、ふわふわの雪の感触を楽しんだ。間近に迫る雪化粧の富士山を背に、雪山作りや雪合戦に歓声を上げていた。
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◆ 県内で路面凍結 一時通行止め
(静岡新聞 2012年1月18日夕刊2面)
積雪や冷え込みによる路面凍結の影響で県内は18日午前、浜松市南区と磐田市をつなぐ国道150号の遠州大橋、静岡市葵区の国道1号静清バイパス平和インター流入口が一時通行止めになった。通勤時間帯と重なったため、周辺で渋滞が発生した。
県警交通規制課によると、午前7時現在、県内の山間地を中心に31路線42カ所でチェーン規制が敷かれた。
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◆ 富士山やっと雪化粧 富士宮・朝霧高原
(静岡新聞 2012年1月19日朝刊20面)
冬場に入って晴天が続いた影響で、例年に比べて積雪量の少なかった富士山がようやく雪化粧した。富士宮市根原の「道の駅」朝霧高原では18日、中腹まで冠雪した富士山がお目見えし、展望台で記念撮影する利用者の姿が目立った。
同市内では昨年12月9日以降、降水量ゼロの日が続いていたが、16日から17日にかけての降雪で富士山もやっと真冬の装いになった。標高約900メートルの「道の駅」朝霧高原では展望台周辺に銀世界が広がり、運転者や同乗者が休憩時間を利用して牧歌的な雪景色を楽しんだ。
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◆ 動物、雪と戯れる 富士サファリパーク
(静岡新聞 2012年1月19日朝刊20面)
16日夜から17日朝の降雪で、裾野市須山の富士サファリパークは一面の銀世界となった。雪は17日中にほぼ解けてしまったが、寒さに強い動物が1日限りの雪景色を楽しんだ。
アムールトラは雪の中を悠々と歩き回り、美しい毛並みと純白の背景のコントラストで来園者の目を引いた。
アメリカグマは、雪の中でじゃれ合って、わざと転んで雪まみれになったり、雪山を掘ったりと雪遊びに夢中になっていた。
同施設は標高約850メートルに位置し、毎朝氷点下5度ほどまで冷え込むという。飼育担当者は「毎年、何度か雪が積もる。次の機会にぜひ、雪の中の動物たちを楽しんでほしい」と話す。
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◆ 富士で雪遊び さくら台幼稚園児
(静岡新聞 2012年1月21日朝刊19面)
富士市中之郷のさくら台幼稚園(大嶽素宏園長)は18日、雪が残る同市北松野のはたご池公園で雪遊びを楽しんだ。
3歳児の園児44人が辺り一面に降り積もった雪の感触を楽しみながら、公園の中を走り回った。
子どもたちは小さな雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、思い思いの時間を過ごした。
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