◆ 2月17・18日 (南岸低気圧型) 2月17日から18日にかけて、関東甲信地方から近畿地方にかけて大雪となりました。東名高速道路が全線通行止めになったり、スリップ事故が多発するなど、多大な影響が出ました。静岡県内では、17日朝からほぼ全域で雪が降り始めました。しかし、平野部では日中はみぞれや雨に変わった所が多く、17日に積雪が観測されたのは山間部が中心となりました。夜半ごろから県中・西部、伊豆の沿岸部を除いて再び雪に変わって強く降り始め、18日の昼前まで降り続きました。そのため、18日は平野部でも積雪が観測されました。静岡では2cm積もり、1984年以来12年ぶりの積雪となりました。また、県東部の山間部を中心に30〜40cmの積雪となり、御殿場では35cmの積雪を記録しました。富士市街地でも2年ぶりの積雪となり、18日は5cm程度積もりました。これだけの積雪を観測したのは、1984年以来12年ぶりのことです。 |
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細かい雪が降り始める(17日)
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周りの家の屋根はみんな真っ白(18日)
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畑も一面真っ白(18日)
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白一色の世界が広がる(18日)
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庭も真っ白(18日)
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翌日も雪が残った(19日)
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◆ 2月22日 (局地前線型) この日は静岡県中部から東の地方で雪が降り、平野部でも所々で積雪を観測しました。特に、御前崎では3cm積もり、1936年2月4日に観測された6cmに次ぐ統計開始以来2番目の記録となりました。富士市街地でも1cm程度の積雪となり、再び白い世界が広がりました。 |
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再び白い世界に |
屋根も再び真っ白に |