◆ 1月20・21日 (南岸低気圧型) 南岸低気圧の通過に伴い、瀬戸内地方から東の平野部の所々で雪が降りました。静岡県の平野部では20日の夕方頃から小雨が降り始め、夜21時頃から本降りの雨となって気温が急激に下がり始めました。さらに、日付が変わる頃には県東部の平野部で気温が0〜1℃となって、雨が雪に変わりました。この雪は明け方まで降り、平野部でも所々で積雪が見られました。
以下の写真は、雪がほぼ降り止んだ21日午前7時〜8時頃の富士市内の様子です。積雪は市内を東西に走る旧国道1号線の北側辺りから見られ始め、この辺りが積雪有り無しの境界線(積雪ライン)となったようです。これより南側では降雪はあったものの、ほとんど積雪することはなく、ほんのわずかな気温差が平地での積雪の有無を分ける結果となりました。市内の積雪量は、この積雪ライン北側の平地(富士駅北地区・吉原地区など)で0〜1cm(うっすら)程度、厚原・鷹岡周辺で1〜3cm程度、広見・富士見台周辺で3〜5cm程度、大渕方面では5〜10cm程度と、標高が上がるにつれて積雪量が増えていきました。 |
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富士高校北側の潤井川の土手 (標高約10m)
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写真左の潤井川付近の畑 (標高約10m)
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厚原付近 (標高約40m)
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鷹岡付近 (標高約60m)
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天間北付近 (標高約150m) |
大渕次郎長町付近 (標高約300m) |