史上まれに見る大激戦

今回の5区は目まぐるしく順位が入れ替わり、最高地点で選手がやって来るのを待っていた私はラジオの情報に一喜一憂させられました。宮ノ下を過ぎたあたりで順大を抜いてトップに出た時には｢やった！｣という気分になったのもつかの間、14km過ぎで猛追する東海大学にトップを奪われ、｢今年は往路優勝はもうダメか。｣と思いました。そして、最高地点は東海大学に続いて2位で通過し、私がこの場所で応援を始めて以来(第74回〜)、初めてトップ以外の順位となりました。トップで最高地点を通過してくれることを願っていた私としてはちょっと残念でした。が、しばらくしてそれを打ち消す情報<再逆転>がラジオから流れてきました。情報を聞いた瞬間は｢本当か？ 去年区間賞を獲得したあの柴田を抜いたのか？｣と耳を疑いました。それほどこの再逆転劇には驚きました。最後はそのまま駒大がトップでゴールして2年連続の往路優勝を成し遂げました。本当に嬉しい。この5区を走った松下選手はまだ1年生。将来大物になりそうな予感がするのは私だけではないでしょう。

駒大5区松下と国道1号最高地点の標識
(この付近の観客は去年よりさらに増えた。)

最高地点標識を通過
(今年は2位で通過。 13時20分)

山下りへ突入
(トップの柴田との差は約20m)

アップで撮影
(山下りで東海大学の柴田を抜き返し、一躍往路のヒーローとなった。)