第83回箱根駅伝 復路駒大編 (2007.1.3)

ここでは7・9・10区の駒大選手の模様を中心に載せています。


 

優勝争いに絡めず総合7位

今回私が観戦した駒大の7区高林選手は箱根駅伝初登場の1年生、9区堺選手は昨年の復路8区で好走している3年生、10区治郎丸選手は学生三大駅伝初出場の4年生です。

7区の高林選手は前を行く早大との差を徐々に詰めて中継所直前で早大を抜き、順位を今大会最高の5位に上げました。しかし、8区で順位を4つ落としてシード権が危うい状況に。この危機的状況で襷を受けた9区の堺選手は前を行く城西大・専大を捉え、7位に浮上。最終10区の治郎丸選手は後ろから来た中大・専大・亜大の3選手に追い付かれ、しばらく4人の7位集団を形成。終盤、集団から抜け出す力走を見せ、再び単独7位で大手町にゴールしました。

今回は直前で体調不良者が出るなど、万全の状態で箱根駅伝に臨むことができませんでした。各校の力が拮抗した戦国駅伝であり、優勝候補に挙げられたチームも一歩間違えばシード落ちという恐怖を味わいました。次回はメンバー全員がベストの状態で駅伝当日を迎え、再び優勝争いを演じられるように願っています。
 

7区国府津駅付近を6位で通過する高林選手
 
7区国府津駅付近を6位で
通過する高林選手 (9時33分)
この時点で先頭の順大とは約5分10秒差
1つ前を行く早大とは約40秒差

声援を受けて前を追う高林選手
 
声援を受けて前を追う高林選手
 

城西大・専大と争う堺選手
 
城西大・専大と争う堺選手

 

9区保土ヶ谷駅付近を7位集団で通過する堺選手
9区保土ヶ谷駅付近を7位集団で通過する堺選手 (11時56分)
この時点で先頭の順大とは約9分差、6位早大とは約1分20秒差

 

10区田町駅付近を7位集団で通過する治郎丸選手
10区田町駅付近を7位集団で通過する治郎丸選手 (13時24分)
この時点で先頭の順大とは約12分30秒差、6位早大とは約1分40秒差

 

中大・専大・亜大に追い付かれた後、集団内で力を貯める治郎丸選手

テレビ・ラジオも注目する4人の争い その後治郎丸選手は集団を抜け単独7位に

中大・専大・亜大に追い付かれた後、
集団内で力を貯める治郎丸選手

テレビ・ラジオも注目する4人の争い
その後治郎丸選手は集団を抜け単独7位に

 


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