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第80回箱根駅伝予選会はコース紹介前編で説明したように、箱根・芦ノ湖畔で開催されます。ここでは後編として、湖尻からゴールまでの様子を紹介します。 コース図 ： 全体図 湖尻付近拡大図 元箱根付近拡大図
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| 《３》 湖尻 → 元箱根 | |
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湖尻から箱根園にかけての一般車通行禁止の道路は幅が3mほどしかありません(1)。途中、一部に未舗装の区間があります(2)。この区間は湖畔に沿っていますが、結構アップダウンがあり、所々に「急坂注意」の標識があります(3)。また、道路の両脇には木々が生い茂っており、昼間でもやや薄暗い感じです。そのため、湖畔沿いにもかかわらず、芦ノ湖を眺めることはほとんどできません。箱根園まで来ると、再び道が広くなります(4)。箱根園から道なりに進み、山のホテルや箱根神社の杉並木を通過した後、箱根神社の第二鳥居と元箱根の町並みが見えてきます(5)。 |
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| 《４》 元箱根 → ゴール | |
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元箱根に入ると、町並みを周回するような形で折り返します(6)。周回途中で、わずか200mほどですが、本大会でも使用するコース(国道1号線)を通ります(7)。元箱根周回後、来た道をそのまま戻り、前編で説明した芦ノ湖スカイラインへ向かう道(序盤のコース)との交差点(8)まで行きます。この交差点を直進してしばらく行くと、箱根高原ホテル入口の看板(9)が見えてきます。この看板の地点を左折して300mほど進むと箱根高原ホテルの建物(10)が現れ、この付近がゴール地点となります。 |
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| 実際に調べてみると、予想以上にアップダウンがきつく、途中に未舗装区間があるなど、予選会史上最高の難コースと言えます。そのため、選手への負担を考えてコースの再検討が行われ、当初予定されていた20kmから16.3kmへと距離が短縮されました(当初は湖尻林間駐車場から芦ノ湖スカイライン料金所までの区間を2回往復することになっていた)。今回の予選会に出場する大学は、既にコースの下見や試走を何回も行っているようで、私が歩いたこの日も予選会に出場する大学がコースの試走を行っていました。この難コースを上手く攻略して、本大会の出場権を得る大学は果たしてどこか？ | |
